製作者:せがわ 様
プレイ時間:15分程度(分岐とおまけ部屋を含むと40分程度)
推奨年齢:12歳以上(軽度のグロ)
今回は会話がメインの雰囲気ゲーです。
ゲームのあらすじ
あらゆるものに寄生し、周囲を捕食する謎の肉塊状生命体がはびこるようになった世界。
社会は崩壊し、人が死んでも「いつものことさ」で済まされるようになった世界。
そんな世界の小さな集落で生きる主人公「ニックス」が、丘の上の小屋に一人で住む男と出会う話です。
ざっくりしたおすすめポイント&向いてないポイント
☆こんな人におすすめ!
・ほの暗い雰囲気が好きな人
★こんな人には向かないかも
・グロが苦手な人(R12程度)
おすすめポイントの解説
・ほの暗い雰囲気が好きな人
まず前提として本作は、社会が崩壊し、危険な生命体がそこら中にいて、事態が良くなる見込みも無さそうな世界です。
そんな中で生きる人々には、死者を弔う余裕もありません。なにせ人が死ぬのは「いつものこと」です。
そんな人々の絶望感や閉塞感、諦観などがじんわり伝わってくるゲームです。
分岐によってはそんな暗さだけではないのですが、基本的には暗いのでそれも味わえる人がいいと思います。
こんな人には向かないかもポイントの解説
・グロが苦手な人(R12程度)
前作「As usual. 」と同様、軽いグロ要素(内臓系)があります。
とはいえドット表現で上記の画像程度なので、そこまでではありません。
プレイした感想およびまとめ
今回も大変面白かったです。前作では分からなかった世界観についてのことも、本作である程度分かったのも答え合わせのようで良かったです。
今回はエンド分岐が2つあるのですが、それぞれ「生きること」と「弔うこと」がテーマになってるのかな、と個人的には思いました。
どっちの分岐も味わい深いのですが、個人的には前者のエンドの方が人々の強さや前向きさが感じられて、気持ちよくプレイできました。
分岐といえば、せがわ様の作品ではゲームファイル内に分岐についてのヒントメモがあるので、分岐条件がわからずに困ることが無いので助かります。
また、前作では登場人物が他にいなかったため無かったのですが、せがわ様作品恒例のおまけ部屋があるのも嬉しかったです。せがわ様の作品に限らず、プレイ後のおまけがあるゲームが実は結構好きです。
次回の紹介予定ゲームは未定ですが、そろそろド定番かつ有名なフリゲを紹介するのもありかなと思っています。
それではまた次回!
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